[離婚記録1]私の元夫。

離婚記録

1|元夫との出会い。

私と元夫との出会いは合コン。背が高く、おしゃれ。関西方面の人で話すテンポもなんだか面白い。料理を持ってきてくれるスタッフさんに毎回「ありがとう」と言っている姿がなんだか素敵に見えた。連絡先を交換して何度か会って。元夫からの告白で付き合い始める。好きなモノも似ていたし一緒にいて楽しかった。そして何より楽だなと思っていました。この頃は。。。

2|婚約

元夫と結婚するまでには約3年付き合い、27歳のクリスマスにプロポーズを受け婚約。この頃は私の周りで結婚、出産ラッシュが来ていたし、実の妹は先に婚約中。母からも早く結婚しないのかと言われ、かなり結婚に焦っていました。今思うと結婚は絶対焦ってはいけないなと思います。

2−1|両親への挨拶1

プロポーズの後、まずは私の両親に挨拶に行きました。私の両親と元夫は結婚の挨拶が初対面。私の両親はとても喜び歓迎していました。特にお酒好きの父は喜んでいて、元夫にどんどんお酒を注いでいました。私は途中で「大丈夫?」など声をかけましたが「全然大丈夫。」と元夫も言うので父には何も言わず様子を見ていました。帰りも実家の玄関を出るまでは特に変わった様子もなく私の車に乗り込みました。

2−2|恐怖の帰り道

アパートまでの帰り道。元夫は一気に酔いが回ったのか「気持ち悪い」と言い出しました。注がれたお酒は絶対に飲む!と思っていたようで無理して飲んでいたようです。帰り道どんどん進むにつれて

「きもちわるーーーーい!!!」「なんやねん!ホンマにーーー!!」と車内で大声で叫ぶようになりました。

私は「ごめんね。大丈夫?水買おうか」など言いながらなだめながらも運転に集中していました。

「きもちわるーーーーい!!!」「あぁああああああ!!!」「ちょっと車停めーや!!!」と叫ぶので路肩に車を停めると外に出て吐き出しました。

「ほんまなんやねん!気持ち悪い。」と夜中0時近く外で叫び出してしまいました。近所迷惑にもなるので「大丈夫?水飲んで。とりあえず帰ろう」と車になんとか乗せアパートまで連れて帰りました。

しかし。。アパートに着くと大声で叫ぶのはヒートアップ。

「きもちわるーーーーい!!!」「こんなにも苦しんでるのに救急車も呼ばへんのか!!」「なんとかせーよ!!」と叫んでいました。私は震える手で119番の電話を掛けました。

プルプルプル、、ガチャ

119番:「はい、119番です。どうされましたか?」

私:「すみません。彼氏が、お酒を飲みすぎて気持ち悪いっと訴えています。」

元夫:「はよせーよ!!まだかいな!!」

私:「今かけてるから。。」

119番:「分かりました。とりあえず彼氏さんからは離れてください。10分程で向かいます。」(完全に危険人物がいると思われてました。)住所と電話番号を伝え電話を切りました。

救急車が来るまでの時間も

「まだかいな!もう何分経っとんねん。」「早くせーや!!なんとかせーよ!ホンマに!!」と叫ぶ。あまりにも気持ちが悪くイライラしだした元夫は

「あーーーーーきもちわりーーなんとかせーーーー!!!!」と言いながら

がん!!

壁に向かってパンチをして壁に穴を開けました。

私はもうどうしたらいいのか分からなくなりました。。。

2−3|警察沙汰

約15分後、私の携帯が鳴り救急隊員の方がやってきました。私がアパートから出て事情を話していると後ろから元夫が出てきて

「おい。何分経ってんねん。何分か言ってみろよ。こっちはずっと苦しんでんねんぞ。」と言いながら救急隊員の胸ぐらを掴みました。

その瞬間救急隊員の方が「警察呼びます。」と言うと、突然元夫はハッとして手を離し「すみません」と謝りました。そのまま救急隊員の方は「ではこのまま警察と職場へ電話します」と言うと「電話せーや」と言っていました。

その後一応救急車に乗り込み、血圧など測ってもらっていました。

元夫が「何でこんなに時間掛かったん?」と救急隊員の方に聞いていたので、私が「もっと緊急を要する人がいてそっちをどうしても優先したんだよ。」と言うと「なら仕方ないな。」となぜか納得していました。特別何か処置したわけでもありませんでしたが、元夫も酔いが覚めてきたのか「他にもっと大変な人が居るだろうからもういいです」と言い大人しくなりました。会社には連絡が入ったようでこの後、警察と上司の人が来るからと言って救急隊員達は帰りました。

夜中3時近くでしたが。警察と上司の方も駆けつけ話をして。とりあえず夜も遅いしと言う事でその日は終わりました。

後日私はこの件で元夫の職場に呼ばれました。元夫は私の地元ではそれなりに有名な会社の社員だったのですが。まさかこんな立派な会社にこんな形で足を踏み入れるとは思ってもいませんでした。

この時の私は。飲ませ過ぎた父が悪いし。私もちゃんと判断してお酒をとめたら良かった。

警察や救急隊員の方や職場の方へは。

いつもはそんなにお酒を飲みませんが。今回は結婚の挨拶で私の実家に行き。父に飲まされすぎてしまいました。となんとか罪が軽くなるよう訴えました。

最終的には救急隊員の方も告訴などもせず、職場も謹慎と1ヶ月分の給料カットで終わりました。

続きます。

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